タバコに仕事を救われているかもしれない話

昨今タバコが忌避されている。健康に悪いだとか金がかかるだとか臭いだとかすぐイライラするだとか。勿論ほとんどそうなのだがその''イライラする''という点は実は悪いことだけではないのではないかという話をしたい。

 

私は仕事で日々何かしら指摘され、怒られる。無能で怠惰で大雑把だから仕方がない。基本的に私に非があり怒られるのだが、時より謂れの

ないことで理不尽に怒られることもある。今日は理不尽であった。案の定フラストレーションが溜まり、なおかつよく分からん雑用を他の係から押し付けられた中であったから非常にイライラしていた。

タバコが吸いたい。業務を急いで終わらせタバコに火をつけた。落ち着く。濁った心がスッと浄化されていくのを感じた。ここで不意に思った。

「喫煙者のイライラは落ち込みが変化したものではないのか」

喫煙する前の私なら理不尽であってもイライラより落ち込みのが大きかったはず。何にせよ怒られることで心が沈むからだ。しかし今ではそういったことはなくただイライラが募るだけ。勿論落ち込むこともあれど大した事はなく、怒りの方が大きいことが多いように感じている。以前の私を振り返るとあり得ない話であった。

 

一般的に言われるタバコで怒りやすくなるのは結局の所、元々怒り易い人間が更に怒り易くなるだけであると私は思っている。だがそうではない人間では落ち込みが怒りに変わるのだと私は気づいた。心が弱い人間にとってタバコは最低限に服用できる最大の抗鬱剤なのである。

 

こんなのは結局タバコを辞められない人間が言う喫煙の理由でしかないだろう。それでも私にとってはタバコがあるから落ち込みをイライラに変え、タバコでそれを昇華することで今もイキイキ働く障害者を出来ているのだろう。ありがとうセブンスター。ありがとうJT

 

結局何が言いたいかというとタバコを吸っているメンヘラ女子は救いがないという事である。セックスさせてくれと言いたい。